ネットには簡単な病気診断ツールがある。アンケートに従うと、
「鬱度60%なのであなたは鬱病の恐れがあります」
と出てくる。心配なら病院で診察を受けてくださいと言ったところだろう。
人間なんとなく日頃の行いが上手くいかないと「〇〇のせいで上手くいかないから」の〇〇の部分。つまり原因を見つけたがる。それでこういったツールで診断するのだろう。
しかし中にはこのツールの答えだけで自分は病気と決めつける人がいる。僕も何度かやったことがある。けどそれをやったことだけで「僕は〇〇病なんだ！」と思う事はなかった。病気を診断するのは病院の医師だからだ。医師が「あなたは〇〇病です」と言わないと病名は付かないから。
ネット診断は気楽にできる遊びのようなものなので、気になる人はぜひ精神科に行って欲しい。病気ではないと言われた時には「なんだ、自分は病気じゃなかったんだ」と安心しと欲しい。
