精神疾患者に「遊ぶなら働け」と言うこと

たぶん健常者(だろう)から精神疾患者を見て思うのは、

 

「あいつら遊んでるじゃん。遊べるなら働け!」

 

確かにその人以外の人が見たとしても遊ぶ事ができるなら働け!と言うだろう。でも精神疾患者は働けないのである。

 

「!?、ふざけるな!!」

 

言いたいことはわかる、しかし精神疾患者に何時から何時まで働けとか仕事で生じるストレスには立ち向かっていけないのだ。逆に症状を悪化させてしまう。

 

「じゃあなんで遊んでるの!?」

 

こういう場合、たいがい担当医から何してもいいから外に出なさい。と言われているのがほとんどだろう。外界に出て体を慣らしているのである。

「遊べるなら働け」

これは他人側に立って事情を知って考えてるのではない、自分の意見の押しつけでしかない。足を骨折している人に遊んでるなら働けという人はいないだろう。精神疾患は傍から症状を判断できない病気である。理由も知らずに自分の考えを押し付けないようにしてもらいたい。