病気と言えど

以前は精神の病気になった時、今まで日頃からできていた事が上手くいかなくなり気落ちしていた。

なんでこんな病気になってしまったのか、薬を飲んでもちっとも良くならないじゃないかと、これからの事が不安でたまらなかった。

それでも不安は当たり前についてくるもので、自堕落な生活をし、完全に廃人になりかけていた。それで使える金もなくなり、わけもなく買った物を売る生活。買っては売り、売っては買いの連続。負のスパイラルだ。

それでやる事もないし買った本を読んでいった。そこにはいろんな知識があり、生活する上で必要なヒントが積み込まれていた。

やがてヒントを探すため、気になる本は買い占めていった。もちろん遅読なため一気には読めないが…

しかし、読みたい時に手元にないと言うのは避けたくて、とにかく買った。

ヒントはもちろん、答えも書かれてある本もあった。読書は生活する上で必要不可欠なモノだと確信した。

病気と言え、出来ない事は多い。しかし、できる事もあるのだ。

読書は生活の一部。まだ苦手で読書してない人は、遅読で良いから始めて欲しい。